ネットを回遊していると、ときどき、﹁会社をやめて、これからはブログで食べていこうと思います﹂と宣言する若者たちを目にします。 個人的な利害関係があるわけじゃないので、﹁ああ、頑張れよ﹂と思うくらいなのですが、彼らに対して、ネット上では逆風が吹き荒れることが多いんですよね。 僕は彼らに﹁危うさ﹂を感じる一方で、そういうのが新しい生き方のひとつであり、それで食べていけるという選択肢が世の中にあるほうが、生きやすいのではないか、とも思っています。 若いうちであれば、何かやってみてうまくいけば万々歳だし、失敗しても、﹁それもまた経験のひとつ﹂として今後に活かせるところもあり、ブラック企業、あるいは﹁どうしても自分に合わない場所﹂にしがみついているよりはマシなんじゃなかろうか。 でもなあ、そうやって﹁理解のある大人﹂であろうとしながらも、僕のなかには、なんだかすごくモヤモヤとした感触が残っていたので