﹁他市の教員にうらやましがられる﹂──小中学校のICT基盤をクラウド化、教員もPC持ち出し可能に 独自施策でAzure移行した埼玉県鴻巣市︵1/5 ページ︶ 埼玉県のほぼ中央に位置し、約11万7000人の人口を抱える鴻巣︵こうのす︶市。文部科学省が打ち出す﹁GIGAスクール構想﹂に従い、全国の教育委員会が﹁生徒1人1台のPC﹂などの施策を進める中、同市はGIGAスクール構想が発表される前に独自のICT教育施策を進めていた。 その結果、全国でも珍しい﹁公立小中学校が活用する教育ICT基盤のフルクラウド化﹂を4月に実現し、教員が自宅などにPCを持ち出せる環境を整えられたという。 ﹁研修や会議の場にPCを持ち込む教員が増えてきた。民間企業ではごく当たり前の光景だが、PCの持ち出しに厳しい制限が掛かっている教育現場ではとても新鮮。県の研修の場に鴻巣市の教員がPCを持ち込んだりすると、他市の教員から
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