![【Java】ジェネリックス型の不変、共変、反変とは何か - The King's Museum](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bf68d5e76929066005924f8eb750a14e20926a8c/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fh%2Fhjm333%2F20160206%2F20160206231832.png)
Javaのジェネリクスでしばしば話題に上がる「イレイジャ」について整理しておきたい。 イレイジャについては僕もいろいろと誤解しており、過去に誤った発言をしている。本エントリはその贖罪として書かれたものである。 「イレイジャ」という方式についてはネガティブな誤解が広まっていると思う。「イレイジャ方式」が問題の根ではない事象について、それを「イレイジャのせい」であると誤って理解することはエンジニアとしてはマイナスである。 しばしばイレイジャのせいとされる事象にnew T()できないという論点があるが、これはJavaのジェネリクスがC#でいうnew制約(型変数の制約としてデフォルトコンストラクタを持つことを要求する機能)を持たないことに起因する問題である。 そのため、この点についてJavaの言語仕様に改善を求めるのであれば、new制約を導入せよという現実的な要求とするべきである。 イレイジャ方式
Javaのジェネリクスで,型パラメータ T のインスタンスが欲しくなったことはあるだろうか? 昨今のオブジェクト指向プログラミングにおいて,ジェネリクスは必須の基本文法だ。 扱う対象のクラスが抽象化されて汎用的になりつつ,なおかつ型安全性が確保される。 そのおかげで,処理の重複や分岐をコーディングする必要が無くなり,コード量が驚異的に削減される。 そういう基本的な原則を踏まえると, 「型パラメータのインスタンスが欲しい」 というシチュエーションは,Javaのジェネリクスの本来の導入目的に真っ向から逆らう。 なぜなら,ジェネリクスは型を抽象化して透過的に扱えるようにするための機構なのだから, せっかく抽象化した物をわざわざ具体化してどうするというお怒りを生む事になるのだ。 頑張って詳細なクラス情報を「T」でパラメータ化して具体性を隠ぺいしたにも関らず, その T に対して .class で具
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