大林組は2008年度の中期経営計画に掲げている﹁技術を核として利益成長企業へ﹂という目標を実現する一環として、東京都清瀬市のある技術研究所を整備することになりました。 その新本館となる﹁テクノステーション﹂には、﹁技術の革新﹂、﹁技術の実証﹂、﹁技術のプレゼンテーション﹂という同社の技研の理念を象徴するかのように、様々な新機軸が取り入れられています。 まずは、スーパーアクティブ制震﹁ラピュタ2D﹂という高性能の制震システム。地震時に建物の揺れを地面の1/30から1/50まで低減できるというスグレモノです。 模型による性能実証実験で示されたその性能は、 ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、 震度5で鉛筆倒れず というくらいのものだったそうです。 この制震システムは、積層ゴムによって支えられた建物本体を、センサーとコンピューターによって制御されたアクチュエーターで地震力と反対方向に動かすことにより、揺れを
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