ヒトデ︵海星、人手、英: starfish︶は、棘皮動物門ヒトデ綱︵海星綱、Asteroidea︶に所属する動物の総称[1][2]。 多くの種は、体が平たい星形︵☆︶の姿をしている[3][4][1]。世界でおよそ2000種、日本近海に限ってもおよそ300種が確認されている。その生息域は、潮間帯から深海、あるいは熱帯域から極帯域に至る世界中の海底だが、一方で淡水や陸上に生息する種はいない[2]。 名称[編集] ヒトデ︵人手︶という和名は、5本の腕をもつ姿を5本の指をもつ人の手になぞらえたものである[5]。また、海星はその姿を星形に見立てた事に由来する[2]。江戸時代までは、モミジガイ︵紅葉貝︶とも呼ばれたが、この呼称は現在はモミジガイ目などに留まる[6]。 英語では﹁starfish﹂︵﹁fish﹂は魚ではなく海の動物の意味[4]︶あるいは﹁sea star﹂︵海の星︶、フランス語では﹁ét