この連載では、Facebookを中心とした﹁ソーシャルメディア﹂を企業でどのように導入するかをテーマにしている。前回は﹁ソーシャルメディアと評判作り﹂について﹁ソーシャルメディアを使うだけで﹃評判になる﹄﹂はありえないことを説明した。 この連載で何度も説明しているが、ソーシャルメディアは道具である。﹁まず、真摯にお客さまや社会に貢献することを考えて、それを愚直に実施する。この行為が評判となれば、ソーシャルメディアの増幅器効果でさらに広がっていく﹂といったことが本質なのである。 ソーシャルメディアはあくまで﹁道具﹂にしか過ぎない。使う人のリアルな仕事の優劣によって価値が変化する。﹁使う人がダメならソーシャルメディアもダメ﹂﹁使う人が優れていれば、ソーシャルメディアでさらに良くなる﹂ことを理解し、うまく活用することが大事だ。 今回は﹁ソーシャルメディアの利用促進﹂がテーマである。これは慎重に考
![第8回「ソーシャルメディアを社員に使わせたい」という役員](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)