EMS(電子機器の受託製造)世界最大手の台湾鴻海(ホンハイ)精密工業グループは、中国の人件費の高騰と労働者確保がますます難しくなってきていることから、これまで生産拠点としていた中国から、ブラジルなど他国への生産拠点の分散を加速させている。 同グループ傘下でも最大手のフォックスコンは、ことし9月、ブラジルのサンパウロ市と覚書を結び、1400万ドル(約11億円)を投じて自社の工業地区を建設することを決定。インドネシアやミャンマーにも生産拠点を開拓中だとされている。 同社の中国国内の生産拠点は現在31カ所。近年同社内で労働争議が頻発しており、社会的にも問題視されている。同社はアップル製品の受託生産を業務とし、現在iPhone5の生産に追われている。
電気自動車(EV)にコネクテッド(つながる)、自動運転――。新技術を搭載するクルマが続々と登場しているが、大ヒットを記録しているものは少ない。どうすれば普及期に突入できるのか。 「…続き エコカーに「無関心の壁」 米自動車市場の現実 [有料会員限定] EV時代はまだ来ない 現実解は「マイルドHV」
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