読めない人が「読む」世界:読むことの多様性 作者:マシュー・ルベリー原書房Amazon読書は日常的な行為ではあるが、実はそのやり方は人によって大きく異なる。書かれている文字を読んで、その意味を理解したり解釈したりするっていうだけでは? と思うかもしれないが、そこに収まらない読み方をする人が多数いるのである。 本書『読めない人が「読む」世界』(原題:Readers Block)は、型破りな方法で読む人を取り上げていく一冊だ。たとえば認知症の患者は、少しずつ記憶が抜け落ち、短期的な記憶力も低下していく。長篇がスラスラ読めた人であっても、認知症が進行するにつれ、一ページ分の記憶も持たなくなり、話の筋が追えなくなる。そうした人たちは単純に「読む」という営みから除外されるのかといえば、そうではない。 ある認知症患者は長篇を読む喜びを諦めた代わりに短篇をじっくりと読み、楽しむ方向に切り替え、物語の展開
自己啓発にがんばって取り組んでいる人のことを、「意識高い系」とバカにする風潮がある。しかし、大手企業向けマーケティング支援会社の代表で、著書『自分を育てる「働き方」ノート』がある池田紀行氏は、「自己啓発をバカにする人は損をする」と断言する。その理由と、自己啓発を実践するうえでのポイントについて教えてもらった。 自己啓発をバカにしてはいけない理由 自己啓発(自己投資)にがんばって取り組んでいると「意識高いですね(笑)」などと揶揄されることがしばしばあります。 でも、自己啓発はそれほど「バカにされるようなこと」なのでしょうか。 経営者の立場からすると、スタッフの能力を向上させる方法はOJT(職場内訓練)、Off-JT(集合研修)、自己啓発の3つしかないことを痛感します。 OJTとOff-JTは会社が環境を用意してあげられますが、自己啓発は完全に個人の裁量や努力に依存します。僕は「なぜ自己啓発が
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