文部科学省の天下り問題で辞職する前川喜平事務次官は20日、﹁文部科学省の皆さんへ﹂と題するメールを全職員あてに送った。同省トップ自ら国家公務員法に違反する行為をしただけに﹁深く反省する﹂とする一方、﹁弱い立場、つらい境遇にある人たちに手を差し伸べることは、行政官の第一の使命だ﹂として、特に性的少数者への支援を訴えた。 メールでは﹁このような形で退職することは、誠に残念であり申し訳なく思っています。私を反面教師として、二度とこのようなことが起こらないよう、職員の皆さんは遵法︵じゅんぽう︶意識を徹底し国民の信頼回復に努めてください﹂とした。 一方、﹁ひとつお願いがあります。私たちの職場にも少なからずいるであろうLGBTの当事者、セクシュアル・マイノリティの人たちへの理解と支援です。無理解や偏見にさらされているLGBT当事者の方々の息苦しさを、少しでも和らげられるよう願っています。様々なタイプの
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