﹃あんた、学振に通る見込みあるの?﹄と聞けば良いです。 まず、学振とは日本学術振興会特別研究員のことを指します。 特別研究員制度は、我が国トップクラスの優れた若手研究者に対して、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与え、研究者の養成・確保を図る制度です。 ︵特別研究員−日本学術振興会︶ 採用者には年間100万程度の研究費と月額20万の﹁研究奨励金﹂という名の給与が与えられます。もし、博士課程1年から採用される特別研究員︵DC1︶になれたなら3年間で約1,000万円が国から支給される、学生に取っては素晴らしい制度です。 ちなみに、平成20年度のDC1の採用者数は698人です。つまり、最初の問いは以下のものと同義です。 ﹃あんたは全国で700人の中に入る自信があるの?﹄ それでは息子︵娘︶の危険な反応について整理していきます。 え、学振ってなに? 修士課程1年の
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