京都府立医科大学附属病院の医師らが暴力団幹部の健康状態について事実と異なる報告書を作成した疑いが持たれている事件で、病院の院長が、この暴力団幹部について、﹁学長の知り合いなので、手術をよろしく頼む﹂などと担当医師に指示していたことが捜査関係者への取材でわかりました。警察が詳しいいきさつを調べています。 高山総長は3年前にこの病院で腎臓の手術を受けていますが、それに先立って、吉村了勇院長が担当の医師に対し、﹁総長は、医科大学の吉川敏一学長と知り合いなので、手術をよろしく頼む﹂などと指示していたことが捜査関係者への取材でわかりました。 当時、病院内では慎重な意見も出されたものの、結局、手術は行われ、この前後に吉川学長と高山総長が会食する姿がたびたび目撃されたということです。 警察が詳しいいきさつを調べるとともに、大学と暴力団との関係について捜査を進めています。 吉村院長は16日の記者会見で、当
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