どうも。大好きな小説の話をしよう。 遅筆作家が仕上げた一大叙事詩 貴志祐介と言えば、小説好きの中では﹁遅筆﹂として有名である。今回紹介する﹃新世界より﹄を発表するまでの間、なんと4年間も何も発表していなかった。2ちゃんねるではよく﹁エロゲのやりすぎで執筆意欲が無くなった﹂という話が持ち上がっていた。私には﹁貴志祐介=エロゲ﹂の認識がないのでよく分からないが、きっとみんなが言うのだからきっとそうなのだろう。大体、性欲を満たしちゃうと創作意欲って無くなるらしいしね! ということで﹃新世界より﹄である。 Amazonの紹介文を引用させてもらう。 新世界より(上) (講談社文庫) 貴志 祐介 講談社 2011-01-14 売り上げランキング : 4243 Amazon Kindle 楽天ブックスbyヨメレバ ここは病的に美しい日本(ユートピア)。 子どもたちは思考の自由を奪われ、家畜のように管
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