ユリイカ 2006年2月号 特集 ニート 新しい文学はここから始まる この商品の他のレビューをみる» 評価: --- 青土社 ¥ 1,300 (2006-02) 文学系の議論をフォローする一環で表題のユリイカの特集を読んでみた。最初に拾い読みした記事がたまたまひどかったので、「『現代思想』のフリーター特集もひどい記事が多かったし、やっぱり青土社の出す大衆インテリ雑誌は役に立たないか?」と一度はかなり損した気分になったが、他の記事を読んでいくと、ふつーにまともな記事もあり、私の青土社に対する偏見は緩和された。雑誌の記事が玉石混淆なのは仕方ないので、ひどい記事をあげつらって雑誌を批判しても仕方がない。 特におもしろかったのは、千野帽子の「生活? そんなものはF1層に任せておけ。 文藝ガーリッシュ・無職の花園」である。異様によく勉強していて学ぶことが多いし、感覚的に共感できる。ニートの先祖を18
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