nationalismに関するklovのブックマーク (2)
-
この時期にコードギアスの感想を書くと、今やっているさいちゅうのR2の感想かと思われそうだが、R2はまだ見ていない*1。 最初にこんなこと書くのも何だか逃げみたいだが、僕はアニメには詳しくない。詳しくないので、アニメとしてどうのこうのということは、書きようがない。ここでは、わりとベタに作品で描かれている内容に対して書くつもり。 それから、ネタバレしまくりなので、その点もご注意を。 ブリタニア帝国に支配された日本で、主人公のルルーシュは学生生活を送りつつも、その裏で黒の騎士団を率いて、反ブリタニア闘争を行っている。 ルルーシュの親友であるスザクは、日本人ではあるものの、帝国軍人として黒の騎士団と度々相対する。 ルルーシュとスザクは、無二の友人であるのにもかかわらず、お互いに戦わなければならないという関係にある。 さてこの話の設定を見れば、まず一目瞭然なのが、これが第二次大戦後の日本のやり直し、
-
例えば、大澤真幸氏は、ナショナリズムの﹁起源への関心﹂について次のように述べている︵﹃ナショナリズムの由来﹄377ページ︶。 ナショナリストは、ネーションの起源を、ネーションの領域からいくぶんかずれた外側に―いわば隣接的な外部に―見出す傾向がある。ナショナリズムは﹁起源﹂についての強い関心を伴う、ということについては既に述べておいた。その﹁起源﹂は、しばしば、ネーションの領土の外側に、つまり外国に位置づけられるのである。﹁日本人﹂の起源が﹁南島﹂にあるとか、ユーラシア大陸の﹁北方騎馬民族﹂にある、といったような理説が、その例である。こうした傾向は、時に、国境紛争を誘発する原因となる。起源となる聖地が外国に奪われているかのような感覚を生むからである。 現在チベットが中国︵人︶のナショナリズムをかきたてているかのように思えるのは、大澤の言うように﹁隣接的な外部﹂であり、それゆえに歴史的に諸外国
-
1