3月27日、乗客乗員150人全員が死亡した格安航空会社ジャーマンウィングスの墜落事故は、航空史の転換点となるだろう。写真は墜落機の破片。仏セーヌレザルプで26日撮影︵2015年 ロイター/Emmanuel Foudrot︶ Olaf Storbeck ﹇27日 ロイターbreakingviews﹈ - 乗客乗員150人全員が死亡した格安航空会社ジャーマンウィングスの墜落事故は、航空史の転換点となるだろう。仏検察当局によると、同機は機長が操縦室から閉め出されている間に副操縦士が降下ボタンを作動させ、故意による墜落という悲劇が起きたという。 事故原因をめぐる捜査が終了するまでには、もうしばらく時間がかかるだろう。しかし、今回の惨事は、空の安全でこれまであまり注目されなかった側面に、はっきりとスポットライトを当てた。つまり、乗客側というより乗員がもたらす潜在的なリスクについてだ。これは、ジャーマ
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