三浦知良(以下、カズ)がフットサルながら長年の悲願だったワールドカップ(W杯)出場を果たし、サンフレッチェ広島の森保一監督が就任1年目でJリーグタイトルを獲得するなど「ドーハ組」の活躍が目立った2012年末。この世代を代表する大物ストライカー・中山雅史がユニホームを脱ぐ決断をした。この2年間はひざ負傷の影響でわずか3分しかピッチに立てなかったが、本人は現役続行を目指して懸命にリハビリに励み続けた。しかし「自分のレベルがJリーグの中では厳しい」と実感。尊敬するカズより一足先に現役生活に区切りをつける意思を固め、4日に札幌市内で記者会見に臨んだ。 「まだ未練たらたらです。これでリハビリを終えるつもりもないですし、またバリバリになったらカムバックするかもしれません。その時にはまた会見を開くので、みなさん来てくれますか?」と彼はいきなりメディアを和ませた。こういう引退会見らしからぬ発言をするのも
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皆さんこんにちは。構成担当の細江です。 本日、日本サッカーの歴史に偉大な足跡を残した中山雅史選手が現役引退を発表しました。そこで、メルマガ開始当初に「僕とアイツ」のコーナーで福西さんが語った全4回の「中山雅史」を抜粋して紹介します。黄金期のジュビロ磐田で、そして日本代表でもチームメートだった福西さんの言葉から、中山雅史という選手の偉大さが伝わればと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆ 《戦友録》「僕とアイツ」 中山雅史(1) ------------------------------------------ 今だから語れる、ともに戦った“あの選手”との記憶 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◇◆ 皆さんは、中山さんに対してどんな印象を持っていますか? きっと、テレビで見る底抜けに明るいキャラクターをイメージする人が多いと思いますが、実は、僕にとっての中山さんのイメー
ゴン、石崎監督にお願い「若手なので育成して」…札幌入団会見 サンタの帽子をかぶり、笑顔を振りまく中山雅史 J1磐田からコンサドーレ札幌への移籍が決まった元日本代表FW中山雅史(42)が24日、札幌市内のホテルで入団会見を行った。新天地を札幌に選んだ42歳は、石崎信弘監督(51)に「僕も若手のうちなので、育成してほしい」と早くも志願。また「お互いを刺激し合いたい」と若手主体のチームの起爆剤になり、来季J1昇格も見据えた。 ―札幌加入の決め手は? 「充実した施設。医療態勢とメディカルスタッフが一番大事だと思った。プレーをする上で、グラウンドに立つ前のケアを重要視していた」 ―対戦相手として抱いていた札幌の印象は? 「ホームでは強い。後押しするサポーターも熱いと感じていた。その中で認められるように頑張りたい」 ―来季、J1昇格を目指す中での役割は? 「若いチームなので、その中で気づいたことを発信
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