![函館本線「山線」並行在来線として2例目の廃止、鉄道を残す方法は?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cb1680971e266dffe3e73b0253cfcfc5cc235fcb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fbusiness%2Farticles%2F2202%2F04%2Fcover_news032.jpg)
その理由は「お手頃価格のクルーズトレイン」という企画趣旨にある。観光列車群の中では高めだけど、高級クルーズトレインより格段に安い。どちらも新しい魅力を提案しているから格上、格下感はなく、新しい列車として受け止められたようだ。 この2つの列車のコンセプトと価格帯が、今後の観光列車ビジネスに変化を与えそうだ。 新時代の夜行列車「WEST EXPRESS 銀河」 JR西日本が運行する「WEST EXPRESS 銀河」は、京阪神~山陰間に設定された夜行特急列車だ。世界的観光地の京都と、女性の人気が高い出雲大社を結ぶ。観光目的の列車としては最強の組み合わせだ。東京~出雲市間の夜行特急「サンライズ出雲」も人気が高く、近畿圏発の夜行列車も需要は多かったはず。しかし夜行列車廃止施策の影響で1994年に寝台急行「だいせん」が廃止されて以来、ベッド付きの列車は26年間も空白となっていた。 「WEST EXPR
鉄道ファンにとって、2018年の最初のイベントは「東北本線黒磯駅電気設備改良切換工事」だろう。しかし見学できるイベントではなく、むしろ作業の邪魔になるから近くに行けない。家でおとなしく結果を待つしかない。だけど、やっぱりこの工事は感慨深い。1959年から58年以上続いた黒磯駅の「電気の境目」(電化方式の切り替え区間)が解消されるからだ。 ただし、この工事に伴って、1月1~3日まで、黒磯駅にかかる一部の列車が運休する。始発から7時台まで最終電車が区間運休し、バス代行となる。早朝と深夜だから影響は小さいと思うけれど、正月の3が日だった。早朝から初詣という利用者も多いと思うので、沿線にお住まいの方はご注意いただきたい。鉄道ファン諸氏も自宅最寄りの神社に行き、正月返上で作業に当たる現場の皆さんのご無事を祈ろう。 一般の利用者にとっては、ただ一部時間帯がバス代行になるだけの工事だ。この工事に鉄道ファ
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