鉄道ファンにとって、2018年の最初のイベントは「東北本線黒磯駅電気設備改良切換工事」だろう。しかし見学できるイベントではなく、むしろ作業の邪魔になるから近くに行けない。家でおとなしく結果を待つしかない。だけど、やっぱりこの工事は感慨深い。1959年から58年以上続いた黒磯駅の「電気の境目」(電化方式の切り替え区間)が解消されるからだ。 ただし、この工事に伴って、1月1~3日まで、黒磯駅にかかる一部の列車が運休する。始発から7時台まで最終電車が区間運休し、バス代行となる。早朝と深夜だから影響は小さいと思うけれど、正月の3が日だった。早朝から初詣という利用者も多いと思うので、沿線にお住まいの方はご注意いただきたい。鉄道ファン諸氏も自宅最寄りの神社に行き、正月返上で作業に当たる現場の皆さんのご無事を祈ろう。 一般の利用者にとっては、ただ一部時間帯がバス代行になるだけの工事だ。この工事に鉄道ファ
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