これは、タクシーの後部座席側の窓ガラスをデジタルサイネージとして活用するサービス。両社は、タクシー車内にディスプレイを設置してデジタルサイネージとして利用する広告配信サービス﹁GROWTH﹂を手掛けているが、次の展開として乗客が乗車していない空車時間に注目。タクシーのサイドガラスをサイネージとして活用する。 ニューステクノロジーによると、東京でのタクシーの平均乗車時間は約18分で、GROWTHではその時間内で完結する広告やコンテンツを設計したという。しかし、1台のタクシーが営業所を出て戻るまでの平均車両走行時間である約870分︵14.5時間︶のうち、空車時間は平均424分。これはコロナ禍になる前から同様の傾向であり、乗車時間だけでなく空車時間を新しいメディアとして活用したのがCanvasとなる。 サイドガラスには、AGCが独自開発したガラス製透明スクリーン﹁グラシーン﹂を搭載。歩行者側の左
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