![麻倉怜士のデジタル閻魔帳:HD DVD、3つの敗因 (1/3) - ITmedia +D LifeStyle](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/cdc3d8b934316e4dc0037e5279cfa6e82d922156/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Flifestyle%2Farticles%2F0802%2F25%2Fhi_en05.jpg)
2月19日 開催 株式会社東芝は19日、同社が推進する次世代DVD「HD DVD」事業を終息すると発表した。これに伴い、都内で記者会見を開催し、西田厚聡社長がHD DVD事業終息の経緯などを説明した。 冒頭で同氏は、「HD DVD事業については早急な決定が必要であり、当社の経営にとって重要な決定でもある」と説明。HD DVD事業の終息は取締役会による決定内容であり、これを速やかに世間に伝えなければならないとした。 西田氏は、「200社が集まるDVDフォーラムにおいて、HD DVDを現行のDVDとの互換性やネットワーク機能を重視したものとして位置付け、鋭意事業を推進してきたが、我々にとってもっとも重要なコンテンツパートナーであるワーナーブラザーズがBlu-ray Discサポートへ舵を切ったことに伴って、市場環境が変わった。それによって我々は、市場の混乱を避けるため、速やかにHD DVD事業
株式会社東芝は19日、HD DVD事業および半導体新棟立地について西田厚聡社長による会見を17時より開催する。 各所で報道されている、HD DVDへの撤退や、新NANDフラッシュメモリ工場の設立計画などについて説明されると予想される。会見の詳細については追ってレポートする。 なお18日に、HD DVDソフトをリリースしているユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン、パラマウント ジャパン、ハピネット、松竹に取材したところ、ユニバーサルとパラマウントは「ノーコメント」。その他の各社は「現時点で決定していることは無い。今後の展開は市場の動向を見ながら決定していきたい」としていた。 □東芝のホームページ http://www.toshiba.co.jp/index_j3.htm □関連記事 【2月17日】東芝、HD DVD撤退報道について声明 −「事業方針を検討中だが、決定した事実は無い」
2月18日、東芝が新世代DVD規格の「HD DVD」事業から撤退する方針が先週末に明らかになり、週明けの東京株式市場で同社株は前営業日比45円高の829円で取引を終えた。写真は同社のHD DVDの宣伝用看板(2008年 ロイター/Issei Kato) [東京 18日 ロイター] 東芝6502.Tが、新世代DVD規格の「HD DVD」事業から撤退する方針が先週末、明らかになり、週明け18日の東京株式市場で、同社株は前営業日比45円高(5.74%高)の829円で取引を終えた。 ソニー6758.Tなどが推進する「ブルーレイ・ディスク(BD)」方式との規格争いで敗色濃厚となり、早期に見切りをつけたことが、同社の「選択と集中」路線に沿った判断と市場関係者からは評価されたようだ。また、撤退に伴う損失額や東芝ブランドへの悪影響は限定的との見方が出ている。 東芝は近年、原子力など社会インフラ、半導体など
2月16日19時のNHKニュース、トップで取り上げられた東芝のHD DVD撤退報道について、今のうちに言っておこうと思う。 これを見た大半の人は、HD DVD敗北という印象を持っていると思うが、それはそれで正解である。ただこの報道の内容というか、立ち位置まで考察してみるとなかなか腹芸があって、味わい深い。 実はこの原稿、決定事項は何一つ述べていないのである。つまり、「HD DVD事業から撤退することで最終調整に入った」という事実がそこにあるだけだ。平たく言えば、「これから最後の相談に入ります」という観測的事実を述べているに過ぎない。 これに対して東芝側が、「決定した事実は何もない」とコメントを出すのも至極当たり前の話で、こちらも報道の事実をひっくり返すようなことは一言も言っていないのである。 これを腹芸と呼ばずになんと言おう。 おそらくHD DVD事業を展開している東芝デジタルネットワーク
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