教員の長時間勤務を減らそうと、岐阜県下呂市ではすべての中学校で来年度から部活動を含めた生徒の下校時間を原則午後4時半とする取り組みを始めることになりました。 教員の働き方をめぐっては、文部科学省の調査で国が上限としている月45時間を超えて残業した教職員の割合が公立中学校で6割を超えるなど、勤務時間の削減が大きな課題となっています。 こうした中、下呂市の中学校長会は来年度が始まる、ことし4月から市内の6つの中学校すべてで生徒の下校時間を原則、教員の勤務時間の定時にあたる午後4時半とすることを決めました。 下呂市の中学校では春から秋にかけて平日に3日間ほど、放課後の午後5時半から6時ごろまで部活動を行い、担当教員が指導していましたが、下校時間を早めることで教員の時間外勤務を減らせる見通しです。 一方、部活動の時間を確保するために一部の中学校では、現在、試験的に週に2日、6時間目の授業の枠を部活
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