﹁TD-LTEの端末は必ず日本から出す。ここでいう端末とはスマートフォンのことだ﹂。2012年6月20日、中国・上海で開催中のMobile Asia Expoで、報道陣のインタビューに応じた中国ZTEのワイヤレス関連製品の責任者を務めるWang Shouchen Vice President︵副総裁、写真1︶は同社が展開するTD-LTE製品についてこのように述べた。 Wang氏は、﹁TD-LTEの展開でスケールがもっとも大きいのは日本のソフトバンクだ﹂と指摘。ソフトバンクグループのWireless City Planningが現在日本国内の一部で提供しているAXGPによる通信サービス向けに機器を提供していることなどを説明した。 またスウェーデンではハチソン・ワンポア︵ブランド名は﹁3﹂︶と協力して、FDD/TDDデュアルモードのLTEサービスを展開。その基地局をZTEが提供しているとした。
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