自民党の加藤寛治衆院議員︵長崎2区、当選3回︶が10日、所属する同党細田派の会合で、﹁結婚しなければ子供が生まれない。人様の子どもの税金で︵運営される︶老人ホームに行くことになる﹂と若い女性たちに話している、と明かした。 加藤氏はこの発言を自身が招かれる結婚披露宴での会話として紹介。さらに、﹁必ず新郎新婦に3人以上の子供を産み育てていただきたいとお願いする。いくら努力しても子どもに恵まれない方々がおり、そういう方々のために3人以上が必要だ﹂と話しているとも説明した。 加藤氏は会合直後、記者団から発言の訂正・撤回の意思について問われ、﹁少子化対策は一番の、我が国にとっては大事な問題。ただ、それだけです﹂と述べた。しかし、﹁騒ぎになる前に撤回、謝罪させるべきだ﹂︵党幹部︶との声も上がり、同日夕、﹁誤解を与えた事に対し、おわびします。決して女性を蔑視している訳ではありませんが、その様にとられてし