金融と経済に関するksaitouのブックマーク (2)
-
対象2万隻、国が追加支出へ 東日本大震災で東北地方の多くの漁船が壊滅的な被害を受けたため、漁船の被害を補償する漁船保険制度の国の準備金が、大幅に不足する見通しであることが4日、わかった。 制度を運営する漁船保険組合の支払い能力を超える部分は、国の準備金で賄う仕組みで、政府が一般会計から数百億円規模の追加支出を迫られることになる。 水産庁によると、漁船保険には国内漁船のほとんどが加入している。津波の被害が大きかった北海道から千葉県までの太平洋沿岸7道県で、加入数は合計で5万隻を超える。保険金の支払い対象は、壊滅的被害を受けた岩手、宮城両県を中心に2万隻前後に達する見通しだ。 その結果、保険金の支払額は1000億円規模に達するとの見方が出ている。各保険組合の支払い能力は平均で十数億円、再保険を引き受けている中央機関の準備金は70億円程度と賄いきれないのが確実で、国が支払いに備えた準備金で対応す
-
年間報酬50万ドル︵約5000万円︶――。バラク・オバマ大統領が金融機関の巨額報酬を批判し、幹部にこうした上限を設ける意向を発表した。 その翌日の2月5日夜、ウォール街の男たちは憤懣やるかたない様子だった。午後7時過ぎ、金融街のバーは高級スーツを身にまとった白人男性で埋め尽くされていた。男はたばこを吸うために、店のドアを開けた。零下10度の冷気が高層ビルの間を吹き抜ける。 ﹁要するにさ、そんな金額では、ここで働く意味がないってことだよ﹂ そう吐き捨てると、吸い殻を靴底でもみ消し、店内の喧噪の中に消えていった。 ﹁安すぎる﹂﹁バカげた給与だ﹂ ウォール街の男たちは口々にそう叫んだ。オレンジ色のセーターを着た恰幅のいい金融マンは、皮肉な笑みを浮かべた。 ﹁いいかい。俺たちは零細企業のヒラ社員じゃないんだ﹂ 常人には理解しがたいが、彼らにとって年収50万ドルは﹁しがないサラリーマン﹂の給与水準ら
-
1