セブン&アイホールディングス(HD)は2007年2月13日、トヨタグループの金融機能を統括するトヨタフィナンシャルサービス(TFS)と共同で新会社を設立し、中小小売業やサービス事業者を対象とした営業用釣り銭(両替)サービスなど新しい金融サービス事業を立ち上げる方向で具体的な検討に入った、と発表した。 「紙幣を小銭に替える、一方通行の安価なシステム」(セブン&アイHD広報センター)を独自開発し、街の小売店や飲食店など約340万の一般事業者の”現金ニーズ”に対応する。新会社の設立は今春をめど。両社は早急に「新会社設立準備室」を設置する。 提供するサービスは「釣り銭交換機サービス」と「釣り銭宅配サービス」。交換機サービスはセブンイレブンの店舗内に専用の両替機を置き、商店主が来店して両替する方法。宅配サービスは、あらかじめ必要な釣り銭を連絡し契約している警備会社などが釣り銭を持ち込む方法で、「売上
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