2012年に長崎県対馬市の観音寺から盗まれその後韓国で見つかった、県の有形文化財に指定されている仏像「観世音菩薩坐像」をめぐっては、韓国中部にあるプソク(浮石)寺が「中世の時代に倭寇に略奪されたものだ」として所有権を主張し、仏像を保管する韓国政府に引き渡しを求めて2016年4月に韓国で裁判を起こしました。 1審の地方裁判所は、プソク寺への仏像の引き渡しを命じましたが、2審の高等裁判所はことし2月、観音寺が20年以上公然と仏像を所有してきたとして、1審とは逆に、引き渡しは認められないとする判決を言い渡し、原告側がこれを不服として上告していました。 韓国の最高裁判所は26日「日本の民法上、観音寺が法人格を得てから20年たった1973年の時点で、仏像の所有権を取得したと認められる」として、原告側の訴えを退け、仏像の所有権は観音寺にあると認める判決を言い渡しました。 7年半にわたった裁判は判決が確
原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場の候補地選定に向けた調査を巡り、長崎県の対馬市議会は16日、第1段階の文献調査について賛否11団体から提出された8件の請願を審査する特別委員会を開いた。建設業団体などが提出した「調査受け入れ」の請願を賛成多数で採択。今後開かれる市議会本会議でも採択される見通し。市議会の態度が明確になったことを受け、最終決定者の比田勝尚喜市長の判断に焦点が移る。 交付金を活用した地域振興策に期待を寄せる建設業団体や市商工会など5団体が調査受け入れや受け入れ検討を求める一方、風評被害を懸念する漁協や市民団体など6団体が受け入れ反対を訴え、それぞれ請願を提出していた。市議会は6月、議長を除く全市議18人で構成する特別委を設置し議論を進めてきた。
世界的に大ヒットしている元寇をテーマにしたテレビゲーム「ゴースト・オブ・ツシマ」(Ghost of Tsushima)。今、長崎県の元寇ゆかりの地に追い風が吹きつけています。(佐世保支局 上原聡太) 「ゴースト・オブ・ツシマ」はプレイステーション4向けのゲームソフトです。ことし7月に販売されると全世界で500万本を売り上げる大ヒット。 ゲームは1274年の鎌倉時代、対馬に元寇の大軍が押し寄せ、あっという間に占領された後、生き残ったひとりの地侍が同志を見つけながら強大な元軍に立ち向かうストーリーです。 歴史上、対馬は1274年の文永の役で元軍に最初に襲撃され占領されました。当時、対馬を治めていた80騎余りの地侍は3万人の元軍に果敢に立ち向かい、全滅したとされます。
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