清掃とcommunityに関するlaislanopiraのブックマーク (2)
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当連載ではPTAにまつわるナゾを取り上げてきました。問題の根っこにあるのは、本当に必要かどうかわからない仕事が多く、やりたくない人まで全員に参加を“強制する”力が働いていること。個人の事情は考慮されず、平日昼間に絶対参加を求められたりするため、働くお母さんなどから悲鳴が上がっている状況はこれまでお伝えしてきたとおりです。 これと極めて似た問題を抱える“日本的組織”が、﹁自治会﹂や﹁町内会﹂といったもの︵どちらも中身は同じ︶。全国津々浦々、戸建ての地域だけでなく、マンションなどの集合住宅にも存在する組織です。 自治会もPTAと同様、大変独特でナゾな団体です。会社や趣味のサークルなどとはまったく別の道理で動いていますし、具体的にどんな仕事をしているのか傍目には非常にわかりづらい。参加の強制が起こりやすく、一部の人の負担が極めて大きいという点でも、PTAと似ています。 PTAは“子どものため”の
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私の家族は佐賀から横浜に引っ越してきたのですが、引っ越してから妻が自治会の班長を1年間務めました。この班は全部で十数軒の家があるところでしたが、班長は任期1年で順番に交代する決まりになっていました。 仕事は、区役所が発行する区報などのお知らせ文書の配布と、赤十字などの募金です。ゴミの収集所をきれいにするゴミ当番は、もっと短期間のローテーションで順番が回ってくるようです。 自治会活動は低調でした。佐賀市のように住民総出で川を掃除するという行事もなく︵人口16万人でしたが、7万人近くが参加する壮大な行事でした︶、その点では楽ではあるのですが、高齢化がどんどん進んでも、自治会を中心に地域住民がお互いに助け合うことは不可能だろうなと感じています。 自治会は市役所による行政の大事なパートナー これまでの自民党政権も、そして現在の民主党政権も、地方に権限を移すことを重要な政策としています。それ自体はと
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