今年3月に終了したテレビ朝日のバラエティ番組﹃タモリ倶楽部﹄制作チームが、﹁第39回ATP賞テレビグランプリ﹂(全日本テレビ番組製作社連盟主催)の特別賞を受賞し、6日に都内のホテルで行われた受賞式にタモリと同番組のスタッフが登壇した。 タモリ5月には﹁第60回ギャラクシー賞﹂放送批評懇談会60周年記念賞を受賞したタモリは﹁私、最近褒められ続けておりまして、少々浮いた感じがしてる次第です﹂と切り出し、﹁40年前にこの番組が始まるときにうちの社長(田辺エージェンシー・田邊昭知社長)に呼ばれて言われた言葉が、今となってはもう話していいと思うんですけども、﹃今回やる“タモリ倶楽部”という番組は、今の番組は全て密度を濃くして、編集に編集を重ねて番組を作り出そうとしてるけども、全く逆のスカスカの番組をやれ﹄と言われたんです。その時はびっくりしました。スカスカの番組ってなんだろう。密度の濃いの反対とい