﹃5秒ルール ― 直感的に行動するためのシンプルな法則﹄︵メル・ロビンズ 著、福井久美子 訳、東洋館出版社︶の著者は、CNNコメンテーター、テレビ司会者、作家、講演家。 2011年にTEDxで行なったプレゼン﹁自分をだますのを止める方法﹂が話題となってプロの講演家としてのキャリアをスタートさせ、いまや全米規模の人気を誇っているのだそうです。 本書のテーマである5秒ルールとは、生まれ持った力である﹁勇気﹂を活用するための法則。 ﹁5、4、3、2、1﹂とカウントダウンすることによって自分の内部の恐怖心から意識をそらし、勇気と自信の声に従って行動するためのメソッドだといいます。 とはいえ、そう聞いただけでは効果を実感できないかもしれません。 そこで、Q&A形式で疑問に答えている第1部﹁5秒ルールとは﹂内の第4章﹁5秒ルールはなぜ効果があるのか﹂に注目してみることにしましょう。5秒ルールについて