親の虐待などを理由に子どもを児童養護施設や里親などで育てる「社会的養護」について、子ども自身の希望を反映させる仕組みを考えるシンポジウムが千葉市で開かれました。 子どもの希望を反映させる仕組みを考えようと、関係する学会が3日、千葉市でシンポジウムを開き、施設の職員などおよそ200人が参加しました。まず、アメリカのワシントン州では施設や里親のもとで育った人が、その経験を踏まえて行政機関に政策提言を行う制度が整備されていることが紹介されました。そのあと、国内外の専門家など6人が意見を交わし、日本もこうした制度を導入したうえで、「子どもに選択肢を示せるだけの多様な受け皿を用意するべきだ」とか、「みずから育つ環境を選ぶ権利があることを教える必要がある」といった意見が出されました。 参加した金沢市の児童養護施設の施設長は「子どもを主体として育て方を考えることが欠けていた。一人一人と向き合って必要な環
「子どもの権利条約」前文 ...家族が、社会の基礎的な集団として、並びに家族のすべての構成員特に児童の成長及び福祉のための自然な環境として、社会においてその責任を十分に引き受けることができるよう必要な保護及び援助を与えられるべきであることを確信し、 児童が、その人格の完全なかつ調和のとれた発達のため、家庭環境の下で幸福、愛情及び理解のある雰囲気の中で成長すべきであることを認め、 児童が、社会において個人として生活するため十分な準備が整えられるべきであり、かつ、国際連合憲章において宣明された理想の精神並びに特に平和、尊厳、寛容、自由、平等及び連帯の精神に従って育てられるべきであることを考慮し... 「子どもの権利条約」第二十条第三項 監護には、特に、里親委託、イスラム法のカファーラ、養子縁組又は必要な場合には(if necessary)児童の監護のための適当な施設への収容を含むことができる。
車いすに座ったまま乗り込み、運転できる小型電気自動車「Kenguru」の予約が2月8日(現地時間)、米国でスタートした。12~18カ月中に米国で生産を開始するという。 Kenguruは、リアハッチから車いすごと乗り込み、手だけで運転できる小型自動車。一般車でも車いすの利用者が運転できるようにカスタマイズすることは可能だが、車いすからの乗降には介助が必要。Kenguruは1人で乗降できる。時速25マイル(約40キロ)までしか出ないLSV(low-speed vehicle)なので高速道路は走れないが、近所への買い物や通勤ができる。1回の充電で約72キロ走行できる。
特別養護老人ホームへの入所について、厚生労働省は、入所の基準を厳しくし、介護の必要度が比較的低い要介護1と2の高齢者の新たな入所を原則として認めず、要介護3以上に限定する方針を固めました。 全国に7700施設余りある特別養護老人ホームには、およそ51万人が入所していますが、満床の状態が続いていて、入所を待っている高齢者が、平成21年の時点で42万人に上っています。 厚生労働省は、介護の必要度が高い高齢者の入所を優先するよう指導していますが、介護の必要度が比較的低い要介護1や2の高齢者が、全体の10%近く入所しています。 このため厚生労働省は、入所の基準を厳しくし、要介護1や2の高齢者の新たな入所を原則として認めず、自力で歩くことができず入浴や着替えで介護が必要な要介護3以上の高齢者に限定する方針を決めました。 現在、入所している要介護1や2の高齢者については、そのまま入所できるようにする方
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