勇気を出して被害を訴えても…︵※イメージ︶ 社会問題化しつつあるスポーツ界のセクハラ。だが、勇気を出して被害を訴えても、社会の無理解が立ちはだかる。 九州地方でプロゴルファーを目指していた、20代半ばの針本恵子さん︵仮名︶は2006年の冬、ゴルフの指導者だった庄司正人︵仮名・当時56︶にラブホテルに連れていかれ、﹁強姦された﹂という。一度は告訴を見送った恵子さんだが、2010年、地元県警に被害届を提出することを決意する。 しかし、庄司が不起訴処分になったと告げられた。﹁半年間、何の音さたもなく、たった1週間で結論が出るなんて、今考えると、最初から処分は決まっていたんだと思います。検事さんは、﹃抵抗しようと思えばできたのにしなかった﹄と言うのです。庄司は両親の前で、泣きながら強姦の事実を認めている。謝罪の言葉を記した誓約書もあるのに、なぜ同意があったと認定されるのか。納得できなかった﹂︵恵子
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