[マドリード 25日 ロイター] - スペインのイラ保健相は25日、新型コロナウイルス感染急拡大を受け、首都マドリードで実施されている一部地区の部分的なロックダウン(都市封鎖)を首都全域に拡大することを推奨した。 マドリードは感染が急拡大している地区を中心に、45の保健地区で部分的なロックダウン措置を導入。首都の人口670万人のうち、100万人が影響を受けている。
ポルトガル政府は、首都リスボン周辺で新型コロナウイルスの新規の感染者数が多い状況が続いていることから、レストランでの酒の提供を午後8時以降禁止するなど、感染が再び拡大することに警戒を強めています。 ポルトガルは、外出制限などの措置を先月初めから段階的に緩和し、現在は、人の集まりは20人まで認められているほか、レストランはテーブルの間隔をあけるなど一定の条件のもとで、ほぼ通常通りの営業を再開しています。 しかし、21日までの2週間に国内で新たに感染が確認された4400人の半分以上がリスボンや周辺の町で確認されるなど、再び感染が拡大することに懸念が広がっていました。 また、隣国スペインの北東部アラゴン州は22日、州内の一部の地域について、商店やレストランが1度に入店させる客の数を30%から40%に規制するなど、制限を再び強化すると発表しました。 この地域では、農場で働く季節労働者とその家族に2
ドイツは新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために行っていた経済活動の制限を先週、大幅に緩和すると発表しました。その後、流行の広がりを示す数値が再び上昇しましたが、政府の研究機関は新たな感染者の数などと合わせ、総合的に評価する必要があるという姿勢を示しています。 メルケル首相は、判断の理由の一つとして1人の感染者が何人に感染を広げているかを示す「実効再生産数」が、流行収束の目安とされる「1」を継続的に下回っていることを挙げました。 ドイツの「実効再生産数」は、先月15日以降「1」をほぼ連日下回り、緩和が発表された今月6日には0.65まで下がっていました。 しかし、その後、再び上昇に転じ、9日には1.10、10日には1.13、11日には1.07と推計され、連続して「1」を上回っています。 一方、新たな感染者数は多いときには6000人を超えていたのが、今では1000人を下回る日もあり、減少傾向が
英首都ロンドン中心部で、運転席周辺が封鎖されたバス(2020年4月17日撮影)。(c)Tolga Akmen / AFP 【4月18日 AFP】英首都ロンドンで17日、バスの運転手らが新型コロナウイルスによって死亡した同僚20人を追悼し、1分間の黙とうをささげた。この事態を受けて交通当局は、バスの運転手を防護する新たな措置を発表した。 【関連記事】路上に放置された遺体の数々…新型コロナまん延のエクアドル 父親がバスの運転手だったサディク・カーン(Sadiq Khan)市長は、犠牲となった運転手らへの追悼を主導。また当局はバスの乗客が今後、運転手に近い前方のドアの使用するのを禁止すると発表した。 カーン氏はツイッター(Twitter)に「ロンドンのバスの運転手20人が#新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で命を失ったことに、胸が張り裂ける思いだ。私の父やその友人であることも大いにあり
新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込むための外出制限についてヨーロッパでは制限を緩和させるかどうか各国で対応が分かれています。EU=ヨーロッパ連合は「各国間で摩擦が起きるおそれがある」として緩和の時期などについて事前に調整するよう求めました。 これを受けてEUは15日、制限緩和の指針を発表しました。 この中でEUは制限の緩和にあたっては、継続的な感染の減少が認められることや再び感染が拡大した場合を想定して十分な医療や検査の態勢を整えていくことが必要だとしています。 また「事前の調整なく制限が緩和されれば、各国間の摩擦が起きるおそれがある」として緩和の時期や内容をEUに事前に通知するよう求めています。 EUでは当初、加盟国どうしが事前に調整をしないまま国境の閉鎖などに踏み切って混乱とあつれきを招いた経緯があり、その反省から秩序だった出口戦略を目指すねらいがあります。 ただ、感染の封じ込めと経
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