教え子の高校時代について﹁本当にきゃしゃだったけれど、野球に対する思い入れが強かった。最初から甲子園に出るだけでなく、プロの選手になるんだと言っていたけれど、あそこまで能力を秘めているとは思わなかった﹂と語る。 ただ、非凡な才能は当時からその片鱗︵へんりん︶を見せていたという。﹁﹃センター前に打てと言うなら、いつでも打ちますよ﹄と言っていた。なので、“4打数6安打しろ”と言ったことがあるくらい。本人も笑っていたけれど、そのくらい打っていた﹂と振り返る。 ﹁50歳くらいまでやってくれると期待していたけれど、やっぱりそのときが来た。本当に挑むと思っていたけれど、45歳。本当に頑張った﹂と話した。
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