バヌアツ・ヤケル村で、エリザベス英女王の夫フィリップ殿下の写真を持つ村長︵2021年4月12日撮影︶。(c)Dan McGarry / AFP ︻4月13日 AFP︼︵写真追加︶南太平洋の島国バヌアツに、英国のエリザベス女王︵Queen Elizabeth II︶の夫フィリップ殿下︵Prince Philip︶を信仰してきた村々がある。殿下の死去を受けて村長らは12日、女王に対し、殿下の魂は生き続けるとの弔辞を送った。 深い緑に覆われた火山島、タナ︵Tanna︶島のヤオーナネン︵Yaohnanen︶村とヤケル︵Yakel︶村の住民は数十年前から、先週99歳で死去したフィリップ殿下を崇拝してきた。 フィリップ殿下信仰が始まったのは、女王夫妻が1974年にバヌアツを公式訪問した後の、70年代後半とされる。 この現象について調査した英関係者らは、白い肌の精霊の息子が帰還するという現地の古い伝説に