一般の方からの質問に、日常生活でアルコール消毒などはどの程度必要なのか? というものがあり、これは病棟や外来で実際に聞かれる質問なので、お題にしてみようとおもいました。 結論から言うと﹁いらない﹂です。 買わなきゃいけない、使わなきゃいけないようなメッセージを社会にだしているのは、医師や専門家ではなく、それを売りたい人たちではないか?と気づくことは重要だとおもいます。 これは﹁恐怖ビジネス﹂の一つです。 販売促進を考える人たちの研修にはちゃんと入っています。 ﹁説得的コミュニケーションと恐怖喚起コミュニケーション﹂ http://www.marken.co.jp/training/promotion/consumer.shtml TVコマーシャルには部屋のカーテンやカーペットにシュシュっとやるための製品もありますね。 それがなかった時代と、今で、何か健康問題がかわっているでしょうか? ︵そ
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