foodsとWorldに関するmakouのブックマーク (4)
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︻山下知子︼豚をタブーとするイスラム教徒が多いインドネシアに、博多などを拠点にしている豚骨ラーメン店が相次いで進出している。ターゲットは、イスラム教徒の比率が低い中華系の住民。じり貧の日本市場とは対照的に、経済成長で大きく伸長している中間層に浸透している。 インドネシアの首都ジャカルタ。国際空港に近い住宅街に豚骨ラーメン﹁博多一幸舎﹂︵福岡市︶の店がある。価格は500円前後。現地の物価では安くないが、昼食時には列ができるほどの人気だ。 日本では9店を展開。インドネシアではパートナー企業が8店を運営し、各店の売り上げは月に1千万円を超える。入沢元・代表取締役︵41︶は﹁さらに店を増やしていきたい﹂と市場に期待する。 インドネシアの人口は約2億4千万人。豚を食べないイスラム教徒がほとんどだが、経済的に余裕があるキリスト教徒などの比率が高い中華系も数%はいる。中国への進出も考えたが、領土や歴史の
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韓国で日本のビールが健闘している。居酒屋の増加に伴い日本酒も広まっており、日本メーカーも韓国での販売に力を入れている。 ソウルのカニ料理専門店﹁プロカンジャンケジャン﹂ではサントリー酒類の高級ビール﹁ザ・プレミアム・モルツ﹂が人気だ。中ジョッキが9000ウォン︵約810円︶と韓国ビールの大瓶の約2倍と高めだが、﹁暑い夏には日本のビールがよく売れる﹂︵同店の金壮河次長︶。﹁OB﹂﹁ハイト﹂など韓国産ビールは日本の﹁第3のビール﹂に近いとされる。韓国の酒税法が定める麦芽の量はビール原料の10%以上で、3分の2︵約67%︶以上とする日本のビールを好む消費者も多い。 韓国関税庁によると、今年1~6月のビール輸入額は前年同期より21%多い3951万ドル︵約39億円︶で、国別では日本が33・5%を占め、オランダ、ドイツが続く。韓国市場で輸入ビールのシェア︵占有率︶は3~5%程度だが、好みの多様化で輸入
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ナイロビ中心部の大型スーパーには、パスタの隣に即席麺の陳列棚があった=神田大介撮影ナイロビ近郊ティカの食料品店で聞き取り調査をする岡林大祐さん︵左︶=神田大介撮影ナイロビではこの1〜2年で、小規模なスーパーにも即席麺が並ぶようになった=神田大介撮影ナイロビ近郊ウルマの食料品店で聞き取り調査をする岡林大祐さん︵左︶=神田大介撮影ケニアで今秋発売する﹁ニャマチョマ味﹂即席麺のパッケージ=日清食品ホールディングス提供ケニアの地図 ︻ナイロビ=神田大介︼麺類を食べる文化に乏しかったケニアで近く、日本企業が地産地消の要素を取り込んだインスタントラーメンを売り出す。ラーメンを無料で配る﹁社会貢献﹂として進出したが、経済成長による社会の変化に﹁単なる援助の対象というより、有望な市場﹂と、ビジネスとして向き合うことにした。東アフリカの食生活が変わる可能性も出ている。 特集・アフリカはいま ■麺類を食べる
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世界有数の牛肉の産地、オーストラリアで今、空前の﹁ワギュウ﹂ブームが起きています。20年ほど前に、生きた和牛や受精卵が日本から渡って以来、徐々に関心が高まり、今や﹁WAGYU﹂ということばがそのまま使われているほどの人気です。 オーストラリアの﹁ワギュウ﹂ブームについて、シドニー支局の向井麻里記者が解説します。 霜降りの美味に目覚める メルボルン郊外で人気のあるステーキ専門店。 かつては歯ごたえがあって赤身の多いアンガス牛のステーキが主流でしたが、今や﹁ワギュウステーキ﹂の売り上げが全体の30%を占めるまでになっています。 肉そのものの風味を味わいたいという人が多かったオーストラリアですが、柔らかくて口の中でとろけるような霜降りの牛肉の食感とおいしさに、オーストラリアの人々も目覚めたようです。 あちこちで﹁WAGYU﹂ オーストラリアのレストランやカフェで最近よく見かけるのが﹁WA
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