前置きも書いたことだし、実質的な話を進めましょう。 以前の2つの記事をザッと読んでおいて欲しいのですが、ホントに大事なところはこのエントリー内でも繰り返します。 Webサービスを設計するための単純明快な方法 Webサービスの設計: ハイパーオブジェクトとトリガー 内容: 画面遷移とはクライアント側の状態遷移のこと アクションが起動して結果を返すまで ハイパーオブジェクトとしての状態 アクションノードの内部構造 リクエスト辺と内部辺の切断 ログイン処理の例 状態遷移をモジュールにする 状態遷移モジュールの意義 画面遷移とはクライアント側の状態遷移のこと ここで状態遷移と呼ぶのは、Webクライアント(典型的な例はブラウザ)の状態遷移のことです。サーバー側の状態(リソース状態)は、今は考えないので注意してください。クライアント側の状態をアプリケーション状態と呼ぶこともあります(あんまり適切な用語
複合主キーに代えてサロゲートキー(単独主キーの代替キー)を導入すべきかどうか。それはDB設計上の重要な判断事項である。なにしろレコードのアイデンティティである主キーの設定にかかわる問題だ。さまざまなメリットやデメリットを考慮してそれは判断される。その結果、サロゲートキーを導入することもあるし、しないこともある。 ところが、サロゲートキーを強制する(あるいはサロゲートキーを導入しないと開発しにくい)開発基盤がいくつか存在する。具体的には、全テーブルの識別子が"ID"等のフィールド名を持つ単独主キーであることが求められたりする。私に言わせれば、そういう開発基盤は「大盛を強制する牛丼屋」である。メニューにあるはずの「並」を頼むと、あれこれイヤガラセをされる牛丼屋。 この問題に関連して、「サロゲートキーを使わなかったから、ひどい目にあった」という開発者の声を聞いたことがあるかもしれない。心配はいら
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く