重要: Mercurial の 1.x ⇒ 2.0 では、 コンセプト/操作性/互換性等における大きな改変はありません。 あくまで通常の定例アップデートに過ぎませんので、 従来の版を元に書かれている情報の多くは、そのまま適用可能です。 はじめに ノート PCでの移動中作業が多くて ﹁オフラインでコミット/ブランチ作成/履歴参照/差分参照できない﹂ ことに不便を感じていたり、 ﹁システム構成例﹂ に示すような構成管理の仕組みを必要とした経験がある場合、 分散リポジトリ形式を用いる Mercurial は、 試してみる価値のあるソフトウェア構成管理 ︵SCM: Software Configuration Management︶ ツールと言えます。 しかし、 CVS などを常用して SCM ツールの原理/概念を理解している人でも、 意外に﹁分散リポジトリ﹂という考え方がピンとこない場合が有る