ご質問の﹁―み﹂は、﹁Twitter︵ツイッター︶﹂などのインターネット上の交流サービスにおける若者の投稿でしばしば見られる、次の︵1︶~︵4︶のような使い方ですね。 ︵1︶今年の花粉はやばみを感じる。 ︵2︶卒業が確定して、今とてもうれしみが深い……。 ︵3︶夜中だけどラーメン食べたみある。 ︵4︶その気持ち分かる分かる! 分かりみしかない。 このような﹁―み﹂の使い方になじみのない方もいらっしゃるでしょうし、私の周りの大学生に聞いてみても、﹁なぜここで﹁―み﹂を使うんでしょう? ﹂と逆に質問されてしまうことがあります。そこで、次のような問いが立てられます。 ﹁やばみ﹂﹁うれしみ﹂などの表現はどのように作られたのか 文法的に見ると、この﹁―み﹂は、主に形容詞の後に付いて名詞を作る働きを持つ﹁接尾辞﹂︵あるいは﹁接尾語﹂︶と呼ばれるものです。形容詞に﹁―み﹂を付けて作られる名詞には、﹁うま