南米チリの住宅街に巨大なゾウアザラシが迷い込み、1時間ほど街をさまよった後、住民たちにいざなわれて海へと帰っていきました。 南米チリの太平洋沿いの住宅街に5日夜、巨大なゾウアザラシが姿を現しました。 ゾウアザラシは、前足を使って巨体を揺らしながらわが物顔で道路を縦横無尽に動き回りました。 その後、ゾウアザラシを海に帰そうと住民たちおよそ30人が黒いシートを手に背後から取り囲むようにして海へと誘導しました。 人間たちのただならぬ雰囲気を感じ取ったのか、ゾウアザラシも必死に逃げ回りますが、最後は海へと飛び込み、住民たちの歓声と拍手を背に街をあとにしました。 地元メディアによりますと、目撃した住民の話ではゾウアザラシはおよそ1時間にわたって住宅街をさまよっていたということです。
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