仕事をしているときは﹁男性と対等に扱われたい!﹂とずっと思っていた。ビジネスの上では、﹁女﹂だというだけで相手に信頼されないように感じていたのだ。スカートを履くのをやめ、ジャケットを羽織って、男前に会議に挑んだ。 それは不自然なことだったのだろう。うつ病になって、結局仕事は辞めざるを得なくなった。 女性に向いているのは、他人ではなく自分を喜ばす﹁非常識ビジネス﹂ 著者は、男前ではなく﹁オンナ前﹂に生きることをすすめている。 本来、どんな人でも女性性と男性性が同居しています。 ﹁ワクワクと楽しいことをしたい﹂と感じた女性性に、﹁じゃあ、どうやって楽しいことを実現していくのか﹂と戦略的に考えてくれる男性性と会話し、自分の中の”イイ男”をどんどん育てていくことが﹁オンナ前﹂の意味。*1 著者によると、﹁女性性﹂の本質は感じること、生み出すこと。 一方﹁男性性﹂の本質は、現実化すること、結果を出す