夢に関するmia-noharaのブックマーク (2)
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昔からずっと﹁私は何者にもなれない﹂と思い続けていた。 幼少期を欧米で暮らし、親も周囲もなんでも褒めてくれる環境で育った。 就学前に文字を読めば天才と呼ばれ、絵を描けば画家になれると言われ、笑えば﹁こんなに可愛い子は見たことがない﹂と言われ、仏頂面でいても﹁この子は哲学者だね﹂と言ってもらえた。︵どんな子どもにもそうやって接する文化なのだ。︶ 当時の私がその褒め殺しの環境をどう捉えていたかはわからないが、帰国して国立大附属の小学校に入学した時のショックは覚えている。 イギリスの学校では筆算ができるだけで神童のように扱われていたのに、日本の同級生には数学オリンピックで入賞するような子がいて、それなのに体育の成績が悪いと親に怒られて体操教室に通わされていた。自分は絵が得意だと思っていたけど、教室に並べて貼られた作品の中で自分の絵はお世辞にも上手い方には見えなかった。 とにかく勉強も運動も芸術も
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1975年生まれ。設計職として企業に就職するも、2003年、アメリカを旅して夢実現に目覚め、音楽活動を始めて設計職と兼業するように。成功を焦る気持ちから自己啓発やスピリチュアル関連のセミナーや講座に通いつめ、借金を重ね始める。2008年リーマンショックのあおりを受けて失業。借金に加えて、友人知人からの裏切り、原因不明の皮膚病、メンタル不調などの不運に次々と見舞われる。2009年、音楽活動を本格化させ、夢実現を模索するが、さらに増える借金に行き詰っていたところ、﹁成功するにはお金持ちの実態を知ればいい﹂と思いつき、2010年より外資系高級ホテルでアルバイトの客室担当スタッフとして働き始める。しかし、お金持ちたちの実態を見て、それまで信じてきた自己啓発やスピリチュアルのノウハウに疑問を持ち始めていたところ、2011年、死んだ祖父との対話が突然始まる。2013年、祖父との対話の内容をブログで開設
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