ゴミ箱にバスケットボールのゴールがついていたら、ゴミを投げたくなる。ファイルボックスの背表紙に斜線が引かれていたら、順番通りに並べたくなる。このように、つい行動したくなるように誘うのが「仕掛け」です。それら「仕掛け」の事例を収集・分類し、その仕掛けの原理などの研究を行う「仕掛学」という新たな研究分野を切り拓き、自身でも「仕掛け」を考案する大阪大学大学院経済学研究科の松村真宏教授。今回は、ジェイアール東日本企画 関西支社・海尾が、松村教授のもとを訪れ、「仕掛け」の発想方法や「仕掛学」が社会にもたらす力などについてお話を伺いました。
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