![「つながらない」の声が浮き彫りにしたドコモの現状--他社から数年レベルの遅れ鮮明](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bb3c7fd383be891d297f515f35e7878c3c0a06b0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2023%2F10%2F13%2Ff5402f1effcdd3c60ecfb934a9d81577%2Fdocomo00.jpg)
ドコモとKDDIの上期決算が出そろった。ドコモは売上高が2兆2883億円で、営業利益が5856億円。前年同期比でそれぞれ3.3%、26.6%の増加となり、通期の業績予想も上方修正した。対するKDDIは、売上高が2兆3016億円で、営業利益が5326億円。前年同期比はそれぞれ約7%、18%増となり、ドコモと同様、増収増益を果たした。 いずれも業績として好調といえるが、ドコモとKDDIでは契約者数や端末販売数は対照的で、MVNOの影響や、4月に総務省に施行されたガイドラインの影響が見え隠れする。2社の置かれた状況を、上期の決算から読み解いていきたい。 データ通信サービスの伸びなどが貢献して増収増益に ドコモの好決算の要因の1つは、新料金プランのデータパックにある。吉澤和弘社長は、「カケホーダイ&パケあえるの拡大で、ARPU(1回線あたりから得られる収益の平均)の回復が継続している」と解説。ドコ
NTTドコモは4月10日、音声通話を通話時間や回数によらず完全定額で利用できる「カケホーダイ」を6月1日から提供すると発表した。料金(2年契約の場合)はスマートフォンで月額2700円(税別)、フィーチャーフォンで2200円(同)。同社の加藤薫社長は、「何回でも、何分でも、どこにかけても国内通話かけ放題はドコモだけ」とアピールする。 パケット通信のデータ通信量を家族間・同一法人間等で分け合える料金プラン「パケあえる」も発表した。「シェアパック10」は家族で10回線まで10Gバイトを共用でき、料金は月額9500円(税別)。1人でシェアできるプランも用意し、5Gバイトの「データMパック」が月額5000円(同)。
2005年に登場し、ドコモのキャラクターとしてすっかり定着した「ドコモダケ」が新CMで擬人化される。AKB48が“AKBダケ”となって学生を応援するほか、高橋克実さんら演じる“ドコモ田家”が新たに誕生。他社の“白戸家”はシュールな雰囲気が人気だが、こちらもなかなかのインパクトだ。 NTTドコモは1月11日、春商戦に向けた新CM発表会を開催した。同社は18日からスタートする割引サービスの広告として、「ドコモダケ」を擬人化したシリーズを新たに企画。サービス開始と同時にテレビCMを全国で放送する。発表会では高橋克実さんや草刈民代さんら演じる「ドコモ田家」の面々がゲストとして登場した。 同社が今回PRするのは、学生を対象に基本使用料やパケット定額料金を割り引く「応援学割」と、学生とその家族を対象にスマートフォンの購入代金を割り引く「学生家族いっしょ割」のサービスだ(発表記事)。テレビCMでは、人気
12年3月期の決算で、8期ぶりとなる増収増益を達成したNTTドコモ。総契約者数は6000万件の大台を突破し、スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)の販売台数も期初計画の600万台を大幅に上回る882万台を記録した。しかし足元では、番号持ち運び制(MNP)によるKDDI(au)やソフトバンクモバイルへの契約流出が、過去最悪に迫るペースで進んでいる。劣勢を跳ね返すべく、窮余の策として打ち出してい
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