『月曜評論』平成15年5月號、52〜53頁 ソポクレス『オイディプス王』 早稻田大學文學部專任講師■岡田 俊之輔 オイディプスは古代ギリシャ、テバイの王である。元々は鄰國コリントスの王子だつたが、或る日デルポイの神殿で、豫言を司る神アポロンから、お前は「母と交り、人々が正視するに堪へがたい子孫を世に示し、その上、自分を生んでくれた父親を殺すであらう」との「悲痛と恐怖と不幸に滿ちた神託」を受け、その恐ろしい運命から逃れるべく、父母の國を後にして各地を轉々、此處テバイにやつて來たのであつた。 その頃テバイは、先王ライオスが暴漢に殺害された直後で國王不在、またスフィンクスなる女面獅身の怪物が現れ、住民たちに謎掛けを行ひ、答へられぬ者は片つ端から喰ひ殺される、といつた慘禍に見舞はれてゐた。「一つの聲を持ち、朝に四つ足、晝に二つ足、夜に三つ足となるものは何ぞや」とのスフィンクスの謎掛けに、「そは人
『ダ・ヴィンチ』2006年12月号(メディアファクトリー)の特集記事「ほぼ日刊イトイ新聞の謎。」のなかの「糸井重里ほぼ1万字インタビュー”教えて!糸井さん―「ほぼ日」ってなあに?”」より(取材・文は岡田芳枝さん)。 【インタビュアー:一軒屋だった通称・鼠穴からはじまって、現在は表参道の一等地のビルに「ほぼ日」の事務所はあるわけですが、とてもきれいですよね。とくに、トイレが。 糸井重里:トイレって、排泄物は汚いもの、汚いものを捨てる場所、だからこんなもんでいいや、というのが合理的な考えですよね。そこに関わっている時間というのはすごく短いし。でもね、野外フェスだって、トイレがきれいになったから行くようになった人もいるわけです。トイレをきれいにするということは一見ムダなことのようだけど、じつはムダじゃないんです。そういうふうに、ムダなことがとても大事なんだとぼくは思うんですよ。 たとえば、文学は
バカな判断をする法則 ・もうここまで進んじゃったんだもん! →コストによるバイアス ・俺俺俺!俺の考え超すご! →自我によるバイアス ・(反証にたいして)それは想定している。 →理屈によるバイアス ・カンタンさ! →自信過剰によるバイアス ・俺しかわかるやつがいない! →軽視によるバイアス ・全部俺のモン! →強欲によるバイアス ・世界はまもなく破滅する! →杞憂によるバイアス ・みんながそう言うなら。 →「いい人」を演じようとするバイアス ・死ぬことと見つけたり! →無茶好きによるバイアス ・犯人はあいつだ! →幼稚さによるバイアス
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