妻、夫、嫁、主人、パートナー…。ここ数年、自分や他人の配偶者をどう呼ぶか、迷う人が増えている。女性の社会進出やジェンダー意識の高まりが背景にあるようだが、実際の呼び方に変化はあるのだろうか。京都新聞社は昨秋、双方向型報道﹁読者に応える﹂のLINE︵ライン︶で、1805人に配偶者の呼称を問うアンケートを実施。身近な人の呼称を巡る思いや体験を聞いた。 ︻グラフ︼﹁嫁﹂﹁旦那﹂に続いて多い呼び方は 男女平等の議論が活発化する近年、他人を従属させている者という意味を持つ﹁主人﹂や、家の中にいる人を示す﹁家内﹂﹁奥さん﹂といった呼称に違和感を持つ人が増えているという。確かに総務省の統計によると、1992年に共働き世帯数が専業主婦世帯数を逆転。2020年には専業主婦世帯の2倍以上に上るなど、社会の実態は言葉本来の意味とはかけ離れている。そのためか、テレビドラマなどで﹁パートナー﹂﹁妻・夫さん﹂など、夫
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