警察官が容疑者に対して行う取り調べ。両者が対峙(たいじ)するドラマのワンシーンを思い浮かべる人も多いだろうが、日本語を理解できない外国人が容疑者の場合、通訳の同席が不可欠だ。通訳業務は警察官や警察職員のほか、依頼を受けた民間の通訳が担うが、外国人犯罪の増加に伴い、慢性的な人手不足に直面している。特に顕著なのがベトナム語。ベトナム人による犯罪の摘発件数がこの5年で約2倍と急増する中、ベトナム語を専門に学ぶ人は少なく、人材確保が急務となっている。 ︻グラフでみる︼外国人犯罪の勢力図に変化?ベトナム人の刑法犯が中国人抜く ■深夜3時に呼び出しも ﹁最近はほぼ毎日、取り調べに立ち会っている。通訳ができる人がおらず、深夜3時に呼び出されることもある﹂。大阪府警や兵庫県警の取り調べでベトナム語の﹁部外通訳人﹂を務める女性︵49︶はこう明かす。女性は10年近く前から捜査に協力しているが、近年は回数が急増
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