茨城県日立市で、太平洋戦争末期の空襲で投下されたとみられる不発弾が見つかり、今月23日に撤去作業が行われることになりました。 不発弾が見つかったのは、日立市幸町にある大手電機メーカー、日立製作所の日立事業所です。日立市によりますと、今月6日に工場の建て替え工事のため地下を調査していたところ、深さ2メートルのところに、全長1.8メートルほどの不発弾が見つかりました。 自衛隊などが調べたところ、不発弾は、太平洋戦争末期の昭和20年6月にアメリカによる空襲で投下されたいわゆる﹁1トン爆弾﹂とみられるということです。 不発弾には起爆装置に当たる﹁信管﹂が付いているため、現在は、爆弾本体をくいやロープで固定するなどの保護措置を取っているということです。 日立市は、今月23日午前11時半から撤去作業をすることを決め、発見場所から半径500メートルを避難区域に設定し、区域内の750世帯、およそ1600人