希少動物オランウータンなどの死が相次いでいるインドネシア・ジャワ島東部のスラバヤ動物園で、ライオンが檻︵おり︶の中で首をつった状態で死んでいるのが見つかった。動物愛護団体は管理体制を厳しく批判。殺害された可能性もあり、地元警察は捜査を始めた。 死んだのは1歳半のオスの﹁マイケル﹂。7日朝、金属のひもで首をつられた状態で見つかった。飼育員がドアの開閉時に使うひもで、ドアに結びつけられていた。動物園の説明ではマイケルは若くて、行動的だったという。ハッサン林業相は﹁事故でこんな死に方をするのはありえない。殺された可能性がある﹂とアンタラ通信に語った。同園は監視カメラを檻に設置するとしている。 園では前日の6日もヌーが檻の中で病死していた。数年前から病死する動物が数百匹にのぼり、﹁死の動物園﹂と言われている。死んだキリンの胃から食品の包装袋の塊が見つかったり、スマトラトラがやせ細ったりしたほか、コ