三洋電機は6月13日、液晶プロジェクターの新製品として、壁際から8センチの近さから80インチの大画面を投影できる﹁超・短焦点プロジェクター﹂を12月21日に発売すると発表した。限られたスペースでも大画面表示が可能な上、テーブルに置けば天板にそのまま投影することもできる。従来の教育用途などに加え、電子広告などにもプロジェクターの用途を拡大できるとしている。 新製品﹁LP-XL50﹂は、レンズから出た光をミラーで斜めに反射させてスクリーンに投射する方式を採用。壁際に置いた場合、壁を見上げるようにして光を投射する格好になる。 歪み補正機構を備えたレンズと、高精度な非球面ミラーとを一体化した光学系を開発することで超・短焦点化を実現した。画面の歪みを少なくしながら大きな拡大率を実現できたという。80インチ表示の場合、プロジェクター本体とスクリーン面までの距離は8センチで済み、同社によると世界最短。
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